高速バス
高速道路を利用して、長距離を運行するバスを指します。1964年に名神高速道路(大阪・神戸〜名古屋間)で運行されました。その後、高速道路の広がりにつれて新規の路線も広がっていきました。現在は全国で160社あまりで1500系統を超える高速バスのサービスがあります。長距離高速バスだけでなく中距離の運行もあり、昼便・夜行便があります。
これは料金が安いことや、快適性を追求したシートと室内で、従来に比べて疲労を軽減する作りになっていて、特に夜行便であれば時間を有効に活用することができるからです。
高速バスのシートは、通常は4列シートです。補助席の有無、トイレの有無その他設備の状態などにより全体の乗車人数も変わってきます。このほかには、2+1タイプのシート(座席2つがくっついたものと、通路を挟んで1つの席があるタイプ)と3列タイプ(1つ1つ独立した席とそれぞれの間に通路があるタイプ)があります。3列タイプの採用により、横に等間隔で幅が確保され、通路になるため便利です。また、居住空間を広くしたり、トイレの装備はもちろん、読書灯、冷蔵庫やテレビモニターを設置したり、フットレストの装備やカーテンなどで個人の空間を確保できるようにするなどして快適に過ごすことができるよう工夫されています。飲み物やおしぼりといったサービスのある会社もあります。
荷物は床下にトランクが確保されているものが一般的ですが、中には室内に荷棚として設置されているものもあります。
車体はスーパーハイデッカーまたはハイデッカーを使用していることが多いですが、昼の便についてはハイデッカーまたはミドルデッカーも利用されています。またダブルデッカーの運行(JRバス関東)をしている会社もあります。
また、小型バスを利用した高速バスも運行されています。コスト削減をはかりながらも機能性をアップさせるなど、各社が改善に努力を重ねています。
高速バスの運行路線は、都市の各ターミナルから地方都市またはその逆で、本数は非常に多く運行されています。乗客の客層としては性別も年齢層も特定ではなく、それぞれの目的(帰省や親戚訪問、ビジネス、観光など)によって利用されています。特に仕切のあるタイプは女性にも人気があります。最近は女性専用車も出ています。
ジェイアールバス関東(http://www.jrbuskanto.co.jp/)