朝日新聞11月8日朝刊経済面より
(抜粋)
三菱自動車の再建策〜中核「軽」、切り離し模索
「軽自動車事業は非常に魅力的だ」。先月29日、日産自動車のゴーン社長は三菱自動車と軽自動車部門の合弁事業の交渉を進めていることを認めた。合弁事業は日産主導となると見られており、三菱自にとっては事実上、自前で軽自動車を生産していない日産への切り売りと言える。1970年に三菱重工業から自動車部門が分離して発足した三菱自は「トラックで稼ぎ、乗用車の赤字を埋める収益構造」だった。そのトラック部門は03年1月に「三菱ふそうトラック・バス」として分社化され、独ダイムラークライスラーの子会社となった。残る乗用車部門の中核となっていたのが軽自動車だ。いま、その核事業までが切り売りの検討対象だ。来春にも軽自動車の生産拠点である水島工場を日産との合弁会社として、新会社が日産向けと三菱向けにOEM(相手先ブランドによる生産)供給する案を軸に交渉が続けられている。
2004年11月8日
三菱自動車の再建策
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