日立建機は交換用部品の供給を拡大する。まず自社工場で油圧ショベルの足回りの鋳鋼品の生産を始め、国内外の鉱山開発現場などに供給する。油圧機器などの部品も一部内製化に切り替える。資源高を背景に鉱山などで稼働する建機は増えており、交換用部品は安定した需要が見込める。売上高に占める部品事業の比率を現在の15%から2012年度までに20%程度に引き上げたい考えだ。
常陸那珂臨海工場で3月から、ショベルの履帯(無限軌道)に使う「シュー」と呼ぶ鋳造品の生産を始めた。昨年子会社化した新東北メタルが鋳造を手がけ、同工場で機械加工と熱処理をして仕上げる。無限軌道はシューをつなぎ合わせてつくる。大型ショベルの場合、80〜90枚のシューが装着されているが、劣化や摩耗により1万5千〜2万時間で交換が必要になる。日立建機は10年度、190〜550トンクラスのショベル向けに約5400枚を生産。アジアやアフリカの鉱山現場などに供給する。油圧ポンプやホースなど、定期的に交換が必要な油圧機器の部品も10年度から本格的に内製する。(略)
日経産業新聞2010年3月5日〜油圧ショベル 交換部品の供給拡大〜より紹介しました
2010年3月9日
油圧ショベルの交換用部品供給拡大
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