avatar
Today is 金曜日
2012年2月10日

2010年7月15日

大手4社のバス事情

by web-master — カテゴリー: バス情報コメントはまだありません

 優雅な曲線を描くフロントガラス、ウサギの耳のように飛び出たミラーユニット、驚くほど静謐で快適な乗り心地。三菱ふそうは今回の2009年排出ガス規制に対応する新型バス「エアロクイーン」を発表した。「今回は戦略的商品、これをもって14〜15年にわたって落としてきたシェアを反転したい」(谷山義隆・三菱ふそう副社長)と、ダイムラーグループと共同開発したエンジンや、排ガス処理システムを導入し、グループ内調達を生かした性能と価格で攻めに転じる。一方で日野自動車は、前回の05年排ガス規制対応の際には開発、販売は別々ながらもいすゞ自動車と生産を統合し、効率生産によるメリットを享受した。大型観光バス「セレガ」の好調や小型バス販売の強化により、国内の大型〜小型バスの層販売台数で首位に躍り出た。1991年にいち早くハイブリッドシステムを搭載したバスを発売した実績もあり、特に観光・路線の大型ハイブリッドバスに強みを持つ。
 また自治体で急増するコミュニティバスの需要に応えるべく06年に投入した小型ノンステップバスの「ポンチョ」も好調だ。車内の段差を減らすために横置きエンジンと特注のトランスミッションを導入。小型ながら中型路線バスとほぼ同額の価格はネックだが、国内でコミュニティバスという市場を開拓し、年間200台を販売する。この二つはいすゞにOEM供給されておらず、日野の独自の戦略商品となっている。
 対するいすゞは大中型バスに集中し、小型バスはトヨタからOEM供給を受ける。もともと大中型バスの路線バス販売に強く、他社のような後付け改造ではない純正のCNGバス(天然ガス)をラインナップする。日野との共同生産による効果も徐々に浸透し始め、大型路線バスの販売では日野を上回り首位に浮上した。一方でトラックに続き、バスでも存在感を示せないのがUDトラックス。自社でのバス生産に見切りをつけ三菱ふそうとの合弁を検討。09年排ガス規制下では、三菱ふそうからOEM供給をうけ、主力大型路線バス「スペースランナーA」を販売する。

週刊東洋経済2010.7.17 特集/大異変!バス&タクシー&客船 大手4社のバス開発最前線〜より記事の前半部分を紹介しました

コメントはまだありません »

コメントはまだありません。

コメントする

XHTML: You can use these tags: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

© 2012 トラリンブログ All rights reserved - Wallow theme by TwoBeers Crew - Powered by WordPress - Have fun!