日産自動車と三菱自動車は、9月から厳しくなる排ガス規制をクリアした新型ディーゼルエンジン車を相次いで国内に投入する。欧州では低燃費で温室効果ガスの排出も少ない車として人気だが、日本では黒煙を出して走るイメージが強いことなどから敬遠されてきた。9月末のエコカー補助金の打ち切りもにらみ、ハイブリッド車(HV)などに続く環境対応車として普及を目指す。
ディーゼル車は、燃費がガソリン車より約2割優れ、燃料も割安な軽油を使う。二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量が少なく、経済的な上、加速力にも定評がある。このため、欧州の主要国では、ディーゼル車が乗用車全体の30〜70%を占める。一方、日本は2009年の販売台数がわずか0.2%にとどまっていた。
国内では「黒煙」「騒音」など旧来の印象が強かったためだが、9月からはこれを一新する「ポスト新長期規制」がトラックなど商用車を除く全乗用車に適用される。排ガスに含まれる粒子状物質の量をガソリン車と同じ水準まで削減し、窒素酸化物(NOx)の量は欧州規制の半分以下にすることが義務づけられる厳しさだ。(略)
新規制をクリアするには、プラチナを使った触媒など高価な部分が必要になるため、車両価格はガソリン車に比べ約50万円高くなる。だが、ディーゼル車には、政府の購入補助金制度がある。金額は車によって異なるが、(略)
年度末まで受け取れるため、日産や三菱自はエコカー補助金が終了する9月末以降、ディーゼル車の追い風になると見込んでいる。(略)
読売新聞2010年8月24日〜ディーゼル車 実はエコ(一言剛之氏による)〜より紹介しました
2010年8月27日
新型ディーゼル車、環境対応車に
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