温室効果ガスの二酸化炭素を排出しない水素エンジンと電気モーターを組み合わせたクリーンなハイブリッド車のトラックを東京都市大などが開発し、(11月)4日、報道陣に公開した。水素エンジン車は海外で一部実用化されているが燃焼効率がガソリンなどに比べて悪いため、馬力が足りず、貨物車への応用は進んでいなかった。同大では、空気とガスを高圧でシリンダーに注入する方式で馬力を改善。さらに発進時の馬力をハイブリッド式でカバーすることで、開発のベースとした日野自動車のハイブリッドディーゼルトラックの9割の馬力を確保した。開発した2トントラックは、水素タンクを運転席と荷台の間に収納。排気筒からは水蒸気を排出する。
読売新聞2010年11月4日夕刊〜トラックもエコ最先端〜より紹介しました
検索結果 カテゴリー: トラック情報
2010年12月28日
水素エンジンと電気モーターのハイブリッドトラック
2010年12月21日
三菱ふそう「キャンター」
三菱ふそうトラック・バスが11月11日に発売した「新型キャンター」が滑り出し堅調だ。主力の小型トラックを8年ぶりに全面改良し、燃費性能を旧モデルに比べて最大で約1割改善した。エコカー減税などの政府の支援を使っても併売している旧モデルより約10万円高いが、販促キャンペーンなども寄与し旧モデルを超える勢いの販売が続いている。
今年9月の大型トラックに続いて、来年9月から小型トラックにも適用される環境規制「ポスト新長期」に対応した。同社と伊フィアット・パワートレイン・テクノロジー(FPT)が共同開発したディーゼルエンジンを採用して燃費性能を向上させた。小型トラックでは珍しく、尿素水を使って窒素酸化物(NOx)を処理する排ガス処理装置「尿素SCR」も搭載。全モデルでNOxや粒子状物質(PM)の排出量を規制値に比べてさらに3割低減した。
旧モデルも来年8月までは登録可能。このため三菱ふそうは現在、新旧両モデルを販売中だ。トラックは通常、価格が購入の決め手になる。新旧モデルを併売する際は旧モデルを選択する顧客が多いことが一般的で「新モデルがここまで売れることは異例だ」(三菱ふそう)
新モデル発売に合わせて展開している販促活動の反響も大きい。モニターキャンペーンなどは数百倍の応募状況だ。全面刷新を機に再開したテレビCMも認知度向上に奏功しており、視聴者からの問い合わせも増えているという。
日本経済新聞2010年12月17日〜check up 出足快調!? 三菱ふそう「新型キャンター」〜より紹介しました
2010年12月13日
トヨタが箱根駅伝の車両提供
トヨタ自動車は10日、2011年の東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝、1月2〜3日)で使う運営車両のすべてを提供すると発表した。レース中に関係者が乗る運営管理者は、今年までホンダがミニバンなどを提供していた。プラグインハイブリッド(PHV)などを出し、エコカーの性能をアピールする。
21台のPHVなど計34台を提供する。監督などが乗って選手と搬送する運営管理車や広報車にPHVを使う。トヨタは家庭用電源で充電できるPHVを12年に300万円程度で販売する計画を表明している。公道を走って車両性能を広める機会になる。
日本経済新聞2010年12月11日〜箱根駅伝の全車 トヨタが提供〜より紹介しました
2010年12月7日
ハイブリッド小型トラック燃費向上
日野自動車は(11月)29日、小型トラック用に新しいハイブリッド技術を開発したと発表した。モーターだけで走行できる機能などを加えた。燃費性能を現行のディーゼルエンジン車に比べ約5割向上できるという。開発した試験車両を佐川急便やヤマト運輸に提供し、実際の運送業務での利用データを制御技術の改善につなげる。
小型トラック「デュトロ」のハイブリッドモデルに搭載する技術を全面改良。新たにハイブリッド車専用のディーゼルエンジン開発、変速機なども全面刷新した。積載量2トンの場合で、燃料1リットルあたりの走行距離を15キロ近くにまで高められるという。現行のハイブリッド車と比べても燃費性能が2〜3割向上する。
新型の搭載モデルは来夏までに発売する計画。それまでにヤマト運輸などのほか、伊藤園、西濃運輸、綜合警備保障、郵便事業会社に試験車両を提供する。モーターやエンジンを制御するソフトを改良し、さらなる燃費性能の向上を目指す。
日本経済新聞2010年11月30日〜ハイブリッド小型トラック 燃費2割向上〜より紹介しました
2010年12月3日
トラックのハイブリッド化進む
乗用車では急速に普及した低燃費のハイブリッド車(HV)が、商用トラックにも広がり始めた。これまでは高額なのに燃費がそれほど改善しなかったので、普及が遅れていたが、メーカー各社が燃費を向上させる技術を開発。イメージ向上につなげようと、運送業者なども利用に乗り出している。
日野自動車はこのほど、従来型のディーゼルトラックより燃費を5割改善させるハイブリッド技術を発表した。来年中に新型車に搭載して発売予定で、価格は未定だが、3〜5年使えば元が取れる程度に価格差を抑える方針だ。
ハイブリッドトラックは、市街地での配送など、発進と停車が多ければ燃費は改善する。だが、台数はトラックの出荷全体の1%にも満たない。普及のカベとなっているのが価格と維持費だ。一般的なディーゼルトラックより100万円程度高いが、燃費の改善は1〜2割程度。修理代や電池交換の費用はまだ高い。
それでも各社は技術開発を進めている。三菱ふそうトラック・バスは10月にHV専用の試験設備を導入。11月に発売した小型車のHV化も進めている。いすゞ自動車は近くコンビニエンスストアなどと協力し、充電もできるプラグインハイブリッド車(PHV)の走行実験を始める。各社がHVに力を入れるのは、トラックで億版的なディーゼル車への規制は今後も厳しくなることが予想されるほか、燃料費も長期的には上がる可能性が高いためだ。一方、運送業者なども、企業イメージの向上につながるHVの利用に前向きだ。(略)
朝日新聞2010年12月1日〜トラックにもHV志向(西村宏治氏による)〜より紹介しました
2010年11月29日
「コンドルPK」8トンクラス新モデル
UDトラックス(旧日産ディーゼル工業)は中型トラック「コンドルPK」に積載量8トンクラスの新モデルを投入した。自社開発の新エンジンを搭載。排ガス処理装置を採用することで窒素酸化物(NOx)や粒子状物質(PM)の排出量を大幅に削減し、新たな排ガス規制「ポスト新長期」に対応した。
8月に改良した「コンドルPK」シリーズの新商品。発売済みの積載量9トンクラスに加え、ラインアップを拡充した。UDが主体となり親会社のスウェーデン・ボルボと共同開発した排気量7000ccの新エンジン「GH7」を搭載。尿素水でNOxを窒素と見ずに分解する「尿素SCR」も装備し、新規制に対応した。
低燃費運転を音声や画像により支援する「燃費王」を標準装備。アイドリングストップシステムもオプションで用意した。価格は標準モデルで908万8800円。UDは同モデルで年間550台の販売を目指す。
日経産業新聞2010年11月25日〜UD中型トラック 新排ガス規制対応〜より紹介しました
2010年11月24日
トラックメーカー燃費改善競争の激化
大手トラックメーカーによる燃費改善競争が激しくなってきた。小型トラックの新型車を対象に今年10月から排出ガス規制が強化されたことに対応するとともに、燃費の改善で経済性をアピールし、伸び悩む需要の掘り起こしを目指す。
三菱ふそうトラック・バスは今年、小型トラック「キャンター」(積載量1.5〜4.9トン)を約8年ぶりに全面改良して発売した。新開発の3.0リットルのディーゼルターボエンジンを採用して、軽油1リットルで最高10.6キロ・メートル走る燃費(2トン車)は、従来モデルより約2割向上させた。ハイブリッド(HV)システムの導入も進んでいる。日野自動車は2011年中に新型のHV小型トラックを発売する。ディーゼル車より燃費は3〜4割向上するという。いすゞ自動車は、家庭や企業の通常の電源で充電できるプラグインハイブリッド車の小型トラック開発を進めている。新型キャンターは新しい装置や部品を取りつけたため、代表的なディーゼル車(2トン車)の価格は約418万円からと従来タイプより35万円程度高い。ただ、エコカー減税の対象にもなり「約4年間使えば従来モデルより割安になる」(三菱ふそう)とコスト削減効果を強調している。
読売新聞2010年11月17日〜トラック低燃費競争〜より紹介しました
