冷凍車の商品力向上
日野自動車グループのボディーメーカー、トランテックスは冷凍車の商品力向上に乗り出す。真空断熱パネルにより大幅に性能を高めた冷凍車を、新たにウイングボディーで設定するほか、冷凍機の駆動をメーンエンジンと直結することで低コスト、低燃費を実現したモデルを年内に発売する。
同社は当面の経営戦略のなかで、ウイングボディーやパネルバン、冷凍車などカーゴ系商品の強化を掲げている。このうち、ウイングボディーやパネルバンについては、低コストで高積載、高品質を実現した新商品を昨年までに投入している。パネルバンやウイングボディーに冷凍・保冷機能を付加した冷凍車については、今年度の重点課題として商品力アップに取り組む。
真空パネルによる冷凍車は、日野自動車の完成車への採用が決まっており、市場投入は夏ごろの見通し。従来の断熱材である発泡ウレタンの代わりに、パネル状の真空断熱材を採用、冷却時間の短縮や低燃費を実現した。また、ボディパネルを薄くできることから、積載量を大幅に増やすことができる。現在は通常のバンタイプのみの設定だが、早期にウイングボディーにも採用、ラインアップを強化する。
また、冷凍機の動力をメーンエンジンから取り出す直結仕様も積極的に投入、従来の補助エンジン方式に比べコストや燃料消費量、騒音の面で優れていることを追求し、拡販につなげる。
日刊自動車新聞2005年2月18日3面より紹介しました(一部省略)
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